文字起こしサービスの利用を検討する際、「コエラボ 評判」と検索して実際の利用者の声やサービスの詳細を調べている方も多いのではないでしょうか。
コエラボは、多くのライターが在籍し、迅速な対応を強みとする文字起こしサービスです。
しかし、料金は妥当なのか、品質は信頼できるのか、2023年にAI企業の「株式会社オルツ」の傘下に入ったことで影響はないのかなど、気になる点は多岐にわたるかと思います。
この記事では、コエラボのサービス詳細、料金体系の仕組み、ネット上の口コミ・評判、そして他の文字起こし業者やAIツールとの決定的な違いを、忖度なしで詳しく解説します。
- コエラボのサービス内容と料金プラン
- 実際の利用者による良い評判と注意点
- AI企業オルツによる運営体制の背景
- 他の文字起こし業者やAIツールとの比較
コエラボの評判とサービス概要

コエラボ公式サイト
コエラボのサービスに関する基本的な情報を掘り下げます。
文字起こしサービスとしての強みや弱点、料金面や運営体制についてまとめました。
コエラボの主な特徴は
コエラボは、テープ起こしや文字起こしを専門に扱うサービスです。
最大の強みとして、800名以上という豊富なライター陣が在籍している点が挙げられます。
この充実した体制により、多様な専門分野への対応力と、迅速な納品スピードを実現しています。
また、情報セキュリティに関しても配慮が見られます。ISO 27001認証を取得しており、プライバシーポリシーを厳守する体制を整えています。
大学や研究機関からの依頼も多く、科研費や公費での支払いに対応している点も特徴です。

見積書、納品書、請求書といった各種書類の発行も柔軟に行っています。
コエラボの多彩な文字起こしサービス

コエラボでは、利用者の多様なニーズに応えるため、複数の文字起こし形式を提供しています。
主な起こし方として「ケバ取り」「素起こし」「整文」「要約」があります。
それぞれがどんな作業内容なのか、以下にまとめました。
1. ケバ取り(最もスタンダードな形式)
「読みやすさ」と「発言のニュアンス」のバランスが良い、一番人気のプランです。
会話のリズムの中で無意識に出てしまう「えー」「あのー」「えっと」といった、意味を持たない言葉(これらを「ケバ」と呼びます)を取り除いてテキスト化します。
また、言い間違えてすぐに訂正した箇所(「明日の、いや明後日の会議で」→「明後日の会議で」)も整理します。
ただし、話者の口調や方言、語尾のニュアンス(「〜だよね」「〜じゃん」など)はそのまま残すため、「誰がどのような雰囲気で話したか」という臨場感は損なわれません。
ケバ取りBefore: 「えー、本日はですね、あのー、集まっていただき、ありがとうございます。えっと、これからの、今後の展望についてですが…」
ケバ取りAfter: 「本日は、集まっていただき、ありがとうございます。今後の展望についてですが…」
2. 素起こし(一字一句を正確に記録)
「音声をそのまま文字にする」ことに特化した、記録性の高いプランです。
「ケバ取り」とは対照的に、「えー」「あのー」といったフィラー(つなぎ言葉)はもちろん、言い淀み、言い間違い、相槌、さらには(笑)(拍手)といった周囲の状況音まで、聞こえたものをすべて忠実に文字にします。
文章としては非常に読みづらくなりますが、「話者が動揺して言い淀んでいる」「言葉を選びながら話している」といった心理状態や現場の空気感まで記録に残すことができます。
素起こしBefore:「あ、あの、私は…その時は、現場には、い、いませんでした。(沈黙)」
素起こしAfter: 「あ、あの、私は…その時は、現場には、い、いませんでした。(沈黙)」
3. 整文(書き言葉に直して仕上げる)
そのまま印刷物やWeb記事として使えるレベルまで文章を磨き上げるプランです。
「ケバ取り」を行った上で、さらに「話し言葉」を正しい「書き言葉」へと変換します。
例えば、「ら抜き言葉(見れる→見られる)」の修正、主語と述語のねじれの解消、倒置法の修正などを行い、文法的に正しい日本語に整えます。
また、文体も「です・ます調(敬体)」や「だ・である調(常体)」に統一することができます。 納品後の編集作業(リライト)の手間を大幅に削減できるため、対外的な資料作成に最適です。
整文Before:「やっぱ、このデータ見るとすごいっすね。売上がめっちゃ伸びてるのがわかるんで。」
整文After:「やはり、このデータを拝見しますと素晴らしいですね。売上が非常に伸びていることがわかります。」
4. 要約(ポイントを絞って短くまとめる)
長時間の音声を短時間で把握できるよう、内容を凝縮するプランです。
文字起こしをした上で、文脈を理解し、重要なトピックを抽出して要約文を作成します。
単に短くするだけでなく、発言の意図を汲み取りながら、「見出し」や「箇条書き」を用いて構造化するため、読み手は全体の流れを瞬時に把握できます。
「1時間の会議をA4用紙1枚にまとめてほしい」「重要な決定事項だけを知りたい」といった、タイムパフォーマンスを重視するニーズに応えます。
さらに、多言語対応も強みの一つです。英語(アメリカ・イギリス)、中国語、韓国語をはじめ、ヨーロッパやアラビア語圏の言語にも対応しています。
コエラボを運営する「オルツ」について
コエラボは、2023年6月に株式会社オルツによって事業買収されました。
オルツは、AI議事録サービス「AI GIJIROKU」などを手掛ける、パーソナルAIの開発を専門とする企業です。
この運営体制の変更は、コエラボのサービスにとって重要な背景となっています。
オルツの目的は、コエラボが持つ高品質な「人力による文字起こし」のノウハウと、自社が開発する「AIによる自動文字起こし」の技術を融合させる点にあると考えられます。
具体的には、コエラボの人力で作成された正確な文字起こしデータを、AIの教師データとして活用します。
これにより、AIの音声認識精度を限りなく100%に近づける「Human-in-the-Loop(HITL)」という学習サイクルを構築しています。
つまり、利用者は「AI開発に貢献する」ことになりますが、提供されるサービス自体は「AIの技術支援を受けた、精度の高い人力文字起こし」です。
AI企業が母体であるからこそ、セキュリティ技術やデータ処理のノウハウも高く、安心して利用できる土壌があります。
コエラボの料金体系
コエラボの料金は、主に「起こし方」と「納期」の組み合わせによって決まります。
急ぎではない場合に適した「ゆったり納期」から、迅速な納品が求められる「当日納品」まで、複数のプランが用意されています。
以下に、主なプランの料金目安(ケバ取り、日本語、税込)を表にまとめます。
| プラン名 | 1分あたりの料金(税込) | 納期の目安 |
|---|---|---|
| ゆったり納期 | 196.9円 | 中6日~ |
| 通常納期 | 220円 | 中2日~ |
| 特急納期 | 385円 | 中1日 |
| 翌日納品 | 440円 | 翌日 |
| 当日納品 | 550円 | 当日 |
この基本料金に加え、いくつかの追加料金が発生する場合があります。例えば、「素起こし」や「整文」を選択すると、1分あたり264円(税込)が目安となります。
また、医療や法律などの高度な専門知識が必要な分野では、専門分野料金として1分あたり165円(税込)が加算されることがあります。
動画データの場合は、別途、動画変換手数料が発生する点にも留意が必要です。
即日納品も可能なのが嬉しい
コエラボでは、急ぎの案件に対応するためのスピード納品プランが用意されています。
前述の通り、「当日納品」と「翌日納品」のサービスが存在します。
これらのスピード納品プランを利用するには、いくつかの条件があります。まず、対象となる音声データ(または動画データ)の長さは、120分(2時間)以内と定められています。
さらに、納品日を確定させるためには、データを送付する時間(締切時間)を守る必要があります。
「当日納品」の場合は、平日の12時(正午)までにデータ送付を完了させないといけません。
「翌日納品」の場合は、平日の15時までが締切となっています。
これらの締切時間を過ぎてしまうと、翌営業日の受付扱いとなり、納品日も順次ずれ込むため注意が必要です。
コエラボの評判を徹底的に分析

では、気になるコエラボの実際の評判はどうでしょうか。
利用者の口コミや、客観的なメリット・デメリット、他のサービスとの比較を通じて、その実力を分析します。
コエラボ利用者の口コミ
コエラボの評判を調べる上で、実際の利用者の声は非常に参考になります。
公式サイトや関連するレビューサイトでは、いくつかの肯定的な意見が見受けられます。
良い口コミとして最も多く挙げられるのは、「価格と納期のバランス」です。
特に「他社と比較して価格が安く、納期も早いのが助かる」といった声があり、コストパフォーマンスを評価する意見が目立ちます。
また、品質に関しても、「専門用語が頻出するインタビューでも、しっかり調べて起こされている」という評価があります。
これは、各分野に精通した専門ライターが在籍しているというコエラボの特徴が、実際の納品物に反映されていることを示しています。
一方で、SNSや一般的な口コミサイトでは、コエラボに関する否定的な評判や悪い口コミは、特に目立ったものは見つかりませんでした。
ただ、これはサービスに全く問題がないことを保証するものではありません。
音質が極端に悪い場合や、非常にニッチな専門分野の場合、期待通りの品質が得られない可能性もゼロではないため、客観的な視点を持つことが大切です。
コエラボのメリット・デメリットを整理

コエラボのサービスを利用する際のメリットとデメリットを整理します。
これらを理解することで、自身のニーズと合致するかどうかを判断しやすくなります。
主なメリット
最大のメリットは、800名以上というライター体制による「対応力」です。
これにより、専門性の高い案件や、120分以内であれば当日・翌日といった「短納期」への対応が可能となっています。
また、料金体系が納期によって細かく分かれている点も利点です。
大学関係者にとっては、科研費や公費での支払いに対応し、必要な書類を発行してもらえる点も大きなメリットと考えられます。
考えられるデメリットや注意点
デメリットとしては、AI自動文字起こしサービスと比較した場合の「料金の高さ」が挙げられます。
人力による高品質なサービスであるため、1分あたり数百円のコストがかかります。
また、スピード納品は便利ですが、音声データが120分を超えると利用できません。
長時間のデータを急ぎで依頼したい場合には、他の業者を探すか、データを分割して依頼するなどの工夫が求められます。
専門性の高い案件には追加料金がかかる点も注意が必要です。
予算を組む際は、基本料金だけでなく、専門分野料金や動画変換手数料なども考慮して見積もりを取ることが賢明です。
他の業者とコエラボの比較
文字起こしサービスは、コエラボ以外にも多数存在します。他の専門業者と比較した際、コエラボはどのような位置づけになるのでしょうか。
文字起こし業者は、大きく「価格重視(安価)」「バランス重視」「品質・実績重視(高価格帯)」に分類できます。
「安起こし.com」のような業者は1分100円台前半からと非常に安価ですが、納期が長めの場合があります。
一方、「テープリライト」や「東京反訳」といった老舗業者は、メディアや官公庁との取引実績が豊富で品質への信頼は厚いですが、料金は1分300円以上と高価格帯になる傾向があります。
コエラボは、この中間である「バランス重視」の層に位置づけられます。
したがって、コストを抑えつつも、人手による一定の品質を確保したい、あるいは急な納期に対応してほしい、といったニーズを持つ利用者にとって、有力な選択肢の一つとなります。
自分で文字起こしするのと比較
近年、AI技術の進歩により、高精度な「AI文字起こしサービス」が普及しています。
自分でAIツールを使って文字起こしをする場合と、コエラボのような業者に依頼する場合とでは、大きな違いがあります。
最大の違いは「コスト」と「時間」です。「文字起こしさん」や「Notta」などのAIサービスは、月額1,000円から3,000円程度で数十時間の文字起こしが可能です。
1時間あたりのコストは数十円から百数十円程度となり、コエラボ(1分200円~)と比較して圧倒的に安価です。
また、AIであれば、音声データをアップロードしてから数分から数十分でテキスト化が完了します。
このスピードは、人力のスピード納品(当日)よりも格段に速いです。
現状のAIでは、同音異義語の誤変換、専門用語の間違い、話者の聞き分けミス、音質が悪い部分の文字化けなどが避けられません。
結局、AIが生成したテキストを、自分で音声を聞き直しながら全て修正する必要があり、この作業に多大な時間がかかります。
コエラボに依頼する場合、この「校正作業」を含めて専門家が担当してくれるため、納品されたテキストをすぐに利用できるという時間的価値が得られます。
総括:コエラボの評判は?料金・品質・AI企業オルツによる運営体制
コエラボの評判をまとめると、コストとスピード、品質のバランスを重視する利用者にとって有力な選択肢であると言えます。
運営体制の変更によるAI技術との連携も、将来的な品質向上につながる可能性があります。
以下に、この記事のポイントをまとめます。
- コエラボは800名以上のライターが在籍する文字起こしサービス
- 運営はAI企業の株式会社オルツ
- オルツはAIの精度向上のため人力データを活用
- 主な起こし方は「ケバ取り」「素起こし」「整文」「要約」
- 英語、中国語、韓国語など多言語に対応
- 料金は納期によって変動(ゆったり、通常、特急など)
- ゆったり納期(ケバ取り)は1分196.9円(税込)から
- 通常納期(ケバ取り)は1分220円(税込)
- 当日納品(ケバ取り)は1分550円(税込)
- 120分以内のデータで当日・翌日納品が可能
- 当日納品は平日12時までの送付が条件
- 良い評判として「価格が安い」「納期が早い」「専門用語に強い」
- 悪い評判や否定的な口コミはSNS上では見つけにくい
- メリットは専門性への対応力と短納期
- デメリットはAIサービスと比較した場合の料金の高さ
- 他の専門業者と比較すると「バランス重視」型に分類される
- AI文字起こしツールより高価だが、校正作業が不要な点が強み
- 科研費や公費での支払いに対応し、各種書類発行も可能


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